私のオートバイ『ホンダ FTR/HE゙AT HOPPER』のマフラーを作り直すことにしました。
エキゾーストパイプは部分的に手直しをするだけにしようとしていますが、サイレンサーは新たにステンレス製のものを組み合わせるべく製作を進めています。
マフラーを作り直すことにした理由は排気音が大きすぎる?!と感じていたことですが、それとともにサイレンサーの位置がちょっと気に入らなかったことも理由の1つで、それらを是正する方向で取り組んでいます。
今度こそ排気音量を抑えつつも効率の良いマフラーに仕上がってくれることを願っていますが、前回のサイレンサーの仕様変更加工で得られたことも活かしつつ、納得のいくマフラーにしたいと思います。
今回、使用しているステンレス製のサイレンサーは四輪用のパーツであり、いつもお世話になっているマフラーパーツ屋さんから手に入れたものです。
サイレンサーの大きさとしては以前のものと大差はなく、外径の100mmはほぼ変わらず、全長のみ330mm(以前は300mmくらい)と少し長くなっている程度です。
サイレンサーの内径は50mmとやや大きめなので排気音量を抑えるためにエンドバッフルを使用しますが、接続するエキゾーストパイプの内径が35mmなので少なからず膨張室として機能させて、その流れをバッフルで抑制することにより効果的に消音できることを願っています。うまくいくかどうかはわかりませんが、オリジナルのこのマフラーの音量よりも確実に下げられるとともに、音質も低く抑えられると思っていますから、耳障りの悪くない排気音になると考えています。
上の画像は今回のマフラー製作用のパーツ(サイレンサーのステー部品は含まず)になりますが、エキゾーストパイプの加工を効率良く行うために耐熱塗装をいったん落とそうと思っています。 また見てのとおり、エキゾーストパイプのフランジを取り去ってしまったので、新たに着脱可能なフランジを作っていて、よりしっかりとエキゾーストパイプを固定できるようになる予定です。
このマフラーが出来上がったら耐熱塗装をすることなく使用するつもりなんですが、このエキゾーストパイプはキャブレターのすぐ下を通ることになりセッティング作業中にガソリンがかかってしまう可能性が高くなるので、それを考慮して無塗装のままで行こうと思っています。
黒色の耐熱塗装のエキゾーストパイプの方が純正っぽくて好ましいのですが、余計なことに気を遣うのは避けたいので、変色していくエキゾーストパイプを楽しむようにしたいと思います。
それからエキゾーストパイプには遮熱板を取り付けられるように、ついでに加工しておこうと思っています。
普通に乗っているだけならエキゾーストパイプに触れることはないのですが、私の場合は街乗りでもリーンアウトでフルバンクさせて走りを楽しんでいたりしますから、簡単に膝付近がエキゾーストパイプに当たってしまうので遮熱版は必要不可欠なようです。
現状ではサイレンサーを固定するポイントができたところで、溶接屋さんから出来上がったパーツをもらってきて、まずは「ステンマジック」で溶接焼けを拭い取ってウインカーを取り付け、さらにリヤフェンダーとの干渉部分を削るなどしてサイレンサーが取り付けられる状態を作りました。
マフラーおよびサイレンサーは、強固に取り付けるのではなく少し揺れても良いレベルで取り付けるのが理想的ですから、この部分には『ホンダ FTR』のマフラーを固定する部品(ゴムブッシュとカラー)を使用してラバーマウント化してあります。
ここへサイレンサーをしっかりと固定すれば理想的な固定方法になるはずですが、お気に入りの「サポートハンドル」を加工して作ったものなので思っていたよりも外側にサイレンサーの取り付け位置がきてしまったので、ちょっと工夫が必要になりそうです。
サイレンサーの位置が決まったならば、次はいよいよエキゾーストパイプを接続できる(差込みできる)ようにしなければなりませんが、ここからが最も気を遣うところであり、カスタマイズの峠になるところなので気を抜けない作業です。
ひょんなことから【アマゾン】で売っていた超リーズナブルな「ホンダCRF23OF用マフラー」を購入して取り付けているのですが、結局はここまでカスタマイズを進めてしまうことになっております。
こうなることも想定はしつつも、できれば面倒なことは避けたいと思っていたのですが、どういうわけか?!事が進んでしまっています。
今回の作業は、ちょっとだけ臨時収入があったことが引き金になっていますが、やはり気に入らないこと(音量やサイレンサーの位置)があったことが原因であり、いっそのこと・・・と思って踏み切ってしまいました。
おかげで好ましくない問題も与えられているように思えますが、今度こそ“幸せな時間”を楽しむために頑張ります♪