カナダを拠点とする『Roshel Defence Solutions/ロシェル・ディフェンス・ソリューションズ』は、先日に“新型装甲車『SENETOR APC/セネターAPC」”を発表しました。
ほとんど戦車のようなハードなエクステリアがとてもカッコいいと思いますが、そのディフェンスレベルはもはや地球最強レベルなんだそうです。
戦場での銃器としてポピュラーな50口径のM2マシンガンを跳ね返す防弾ガラスに、耐火性フロアや攻撃する銃口穴を装備するほか、「CBRM」と呼ばれる防護システムは核兵器・化学兵器・放射線などから守ってくれるんだとか・・・。
またサーモグラフィーで敵を検知するレーダーや高解像度カメラ、また火星まで信号を送ることが可能な強力ライトなどを装備しています。
パワートレインは、6.7リットルのターボチャージャー・ディーゼルエンジンを搭載しており、駆動方式はもちろん4WDの全輪駆動ですから、どんなところにでも連れて行ってくれそうです。
ちょっと気になるのが燃費で、この手のクルマの燃費は恐ろしく悪そうなので燃料タンクの大きさも気にかかります。
内装も特に軍用車らしいところはなく、普通の乗用車よりも少しシンプルになったレベルに見えますから、意外と快適に乗ることができるのかも知れません。
このクルマの驚くべきところは、軍用としての納入だけではなく一般にもカスタムして販売する予定があるというところですが、こんなクルマが乗用車として登録できたならば面白いでしょうね。
もちろん兵器の装備はない状態でのことですから“ただの頑丈なクルマ”ということになるのですが、この個性的なスタイルと普通の交通事故程度では壊れそうもないボディは、私にはとても魅力的に感じられます♪