私のオートバイ『ホンダ FTR/HE゛AT HOPPER』の“サスペンションの仕様変更のその後”の最終報告です。
前後サスペンションの仕様を変更し終えて、久しぶりに街中を走って様子を見てきました。
結果としては期待通りに良好であり、今まで持っていた不満要素はそこそこに解消していて、かなり乗りやすくなっているように感じています。
フロントサスペンションについては、フォークスプリングを組み替えたときに少し乗ってわかっていたことですが、私の好みに近づけることができていると思っています。
20番のフォークオイルを使っているためか?!軽くスムーズな動きというわけにはいきませんが、それでもバネレートが変わって沈み込みが穏やかに感じられ、フルボトムするほどのブレーキでも普通に対応できるようになっていますから、かなり走りやすくなったように思えます。
リヤサスペンションについては、私が期待していたほどの固さは感じられませんで、この状態でもまだ柔らかい印象を受けましたが、その柔らかさのフィーリングは今までとは違っていて、これはこれで悪くないと感じられました。
何よりも今までたまに起きていた突き上げ感がなくなっている上に、とてもしなやかにサスペンションが動いているように思えて、乗りやすさ・走りやすさは間違いなく改善しています。
また前後サスペンションのバランスも悪くないようで、路面への追従性が上がっているように思えますし、今までよりも安定したコーナーリングが楽しめそうです。
特に大きなGがかかるのが大好きな私としては、ハードにブレーキングしたときのフィーリングはクルマでもオートバイでも面白くて、それを気にせずにできるようになったのは嬉しいですね。
このあたりは私の好みの問題かもしれませんが、最初に言ったように“期待通りに良好”です。
強いてあげればリヤサスペンションがもうちょっと固い方が好ましいので、とりあえずプリロードを少し高くして走ってみようと思っていますが、現状をしっかりとチェックして、より好ましい状態に仕上げていこうと思います。
調整中だったキャブレターも今は落ち着いていて、全域でそこそこにトルクフルに乗れるようになっています。
最初に取り付けていた「メーカー不明 PE28コピーのキャブレター」のジェットセッティングに比べると「ケイヒン PE28キャブレター」ではスロー系は大差ありませんがメインジェット(形状は異なります)が15番ほど小さくなっていて、それでも出ているパワー等はほとんど変わらないかそれ以上に感じられますから、不思議な感じがしています。
もう少しセッティングを煮詰めた方が良さそうなので乗り続けながら調整していくつもりですが、サスペンションの仕様変更と相まって“楽しいオートバイ”に仕上がっているように思いますよ。
ここ2~3日は秋の日のような涼しさを味わえてヘルメットを被ることが気にならなくなっていますが、まだまだ暑い日が続くことでしょうから、涼しくなった時間帯に気まぐれに走りこんで楽しもうと思っています♪