私のオートバイ『ホンダ FTR/HE゙AT HOPPER』に「空冷式オイルクーラー」を取り付けるべく作業を進めていたのですが、取り付けが完了しました。
目立たないところに取り付けてあるので、それと気付かれない(≒気付いてもらえない)ところがいいんじゃないか?!と思っています。
今回もエンジンオイルを抜かずに作業を進めるために車体を寝かせて作業していたのですが、この方がとても作業がしやすいので、今後のメンテナンスは必要により車体を寝かすことが多くなりそうです。その時に困るのが車体を倒したときに床面に接触するステップ部分で、床材に著しく傷を付けてしまうのことになるので、何らかの対応(他の部分で支えるようなスタンドを作るなど)も考えることにします。
ドレンキャップを取り外して「オイルの取出しユニット」を取り付けるわけですが、よく見たらそのすぐ後方が盛り上がっていました。
これだとバンジョーを取り付けたときに干渉してしまうので、何とかしなければなりません。
また「オイルの取出しユニット」を取り付ける前から気になっていたのが、このユニットの向きでした。
2つのオイルラインが取り付く穴があるわけですが、それがもし水平方向に並んでしまうと難しい配管になりかねなかったのですが、この位置で取り付けられたのでホッとしました。
さてバンジョーが干渉してしまうことを避けるために、新たに「ロングバンジョーボルト」を手配して取り付けました。
本来はブレーキラインの取付けに使用するパーツであり、こうしたオイルラインにも使用できるので流用していますが、干渉を避けるためにアルミ材で5mmのスペーサーを作って取り付けて対応できました。
しかしながら次なる問題として挙がったのがホースバンドのネジ部分の干渉で、2本のホースを並べて取り付けることになるのですが、スペースの関係で当初予定していたホースバンドのネジ部分を上下に振り分けることができません。仕方なく絶妙なスペース配分でホースバンドのネジ部分がずれて取り付けることができましたが、別の方法を考えなければならないのか?!と焦ってしまいました。
「オイルの取出しユニット」を取付け終えて、配管を固定して、やっとオイルクーラーの取り付けが終わりました。
車体を起こしてメンテナンススタンドで立たせて固定し、早速にエンジンを始動してオイル漏れなどのチェックをすることにしたのですが、オイルクーラーがわずかに温まったことを確認して終了しました。
何の問題もないようなので一安心です。
誰かに教えてもらわなければ、こんなところにオイルクーラーが取り付けてあるなんて気付かないと思いますが、オイルクーラーの有無の差は小さくないと考えていますから自己満足ながら嬉しいです。
油温を測っていないので現状も効果もわかりませんが、チューニングのフォローとして悪くないと思っています。
久しぶりにエンジンをかけたわけですが、リニューアルしたマフラーサイレンサーのバッフルのおかげで耳障りの良い排気音になっていますし、その音量も期待通りに思えました。
ハンドルバーの交換やクラッチ関連のチューニングなど、実際に走ってチェックしたいことがいろいろとありますが、次の晴れ間の見える時を楽しみにしています。
ただし新たに作ったエキゾーストパイプの遮熱カバーは、残念ながら火傷から保護してくれる能力は期待できない・・・ような気がします♪