うちの店の前には“大きな街路樹”があったのですが、それが無くなろうとしています。
これは歩道に悪い影響を与えていると判断されたために処分されてしまうことになったのですが、こうして大きな木がなくなってしまうとちょっと寂しい気もします。
これは街路樹の根が歩道の舗装を持ち上げていたり、枝葉が標識やしんごうきの視認を阻害している状況であることから行われている『街路樹の撤去工事』で、11月初旬くらいから始まっています。
工事は少しづつ行われていて、最初は枝葉を切り落としただけでしたが、次には幹を切り倒して、その次には根っこ部分を重機で引き抜いていました。
この画像は幹を切り倒してしまったときのものです。
街路樹は街に緑を与えてくれていますが、さすがに根が歩道の舗装を持ち上げていたりすると歩道を歩く方には歩きづらいですし、特に自転車などの車輪のある乗り物にとっては大きな凸凹が厄介になります。
既に街路樹はなくなっているのですが、まだ歩道の舗装が持ち上がったままになっていますから、それを通行の支障が無いように直してくれるのを待つだけになっています。
この街路樹は「ナンキンハゼ」という木らしいのですが、とても大きく育っていた木でした。
夏になると幹の部分からたくさんの新しい枝が生えてきて、通行等の妨げにもなって困っていたのですが、この木がなくなったことで道路がよく見渡せるようになってしまうと、ちょっと寂しいような・・・。
店の前がすっきりしたことは嬉しいのですが、雨の降る日に濡れた木々を見るのは悪い気がしませんから、少なからず残念に思うところもありますね。
役目を終えた街路樹に対しては“お疲れ様でした”と思っていますが、それとともに、この木がなくなったことで新しい未来が広がるように感じられて、ちょっぴり期待しています♪