インターネットで見つけた情報なんですが、“最高速度275キロ”という数値には特に驚かされるものではありませんが、それがリバース走行での数値だと聞くと驚きますよね。
これは11月7日に【リマック・アウトモビリ】が発表したもので、ハイパーEVカー『リマック ネヴェーラ』がリバース走行で275.74km/hを計測しギネス世界新記録と認定されていますが、どんな姿勢で運転していたのか気になります。
【リマック・アウトモビリ】はクロアチアの電気自動車メーカーであり、2009年に設立された若い会社ですが【ポルシェ】からも出資を受けています。
この『リマック ネヴェーラ』は2021年6月に発表されたモデルで、2011年に発表された『リマック コンセプト ワン (世界で7台のみ販売された限定生産車らしい)』に次ぐ2番目の市販車になります。
前後アクスルにそれぞれ2個づつの計4個のモーターを搭載しており、ドライブトレインには変速機がなく4輪を個別に駆動しています。
4個のモーターは合計で1940psのパワーと240.6kgmのトルクを発揮しますから、一般的なエンジンカーの比ではありません。こんなクルマが普通の人に乗れるのかを疑ってしまいますが・・・
その高性能ぶりはスーパーカーを超えるレベルであり、0~96km/h加速が1.85秒、0~161km/h加速は4.3秒、0~300km/hには9.3秒、さらに最高速は412km/hに到達します。
わかりやすい基準としては0~400m加速を8.6秒で駆け抜けられるのですが、なんとそれが後退時でも発揮できるのだということなので驚きます。
この『リマック ネヴェーラ』の詳細はインターネット等で調べていただきたいと思いますが、車両中央の低い場所に搭載された「リチウムマンガンニッケルバッテリー」は蓄電容量が120kWhで、低重心を追求しつつ前後の重量バランスを48対52としていることも魅力的です。
また1回の充電での航続距離が最大でおよそ547kmに到達するというのも、エンジンカーを超えそうな能力です。
それから『リマック ネヴェーラ』では“7種類のドライビングモード”が切り替えが可能であり、それぞれの状態を楽しむことができそうです。
「RANGEモード」はバッテリーの充電状態を考慮しながら最大の航続を達成できて、「TRACKモード」ではドライバーが車両の性能を最大限に活用できるようになり、「SPORTモード」ではスロットル・ブレーキ・サスペンション・ステアリングの応答をシャープにすることが可能になります。
「DRIFTモード」では後輪により多くのトルクを配分してパワースライド状態を維持しやすくできて、「COMFORTモード」ではリラックスした乗り心地・効率性・スポーツドライビングのバランスを追求しています。
さらに2つ設定できる「CUSTOMモード」では、ドライバーが事前に設定した好みのパフォーマンス特性にアクセスできるんだそうです。
“スーパーEVカー”の高性能ぶりを見せつけられるばかりですが、エンジンカーの常識をはるかに超えている“超スーパーカー”ということになるのでしょう。
それにしても、電気&電子制御で何でもできてしまう現代のクルマには・・・絶句するばかりですねぇ。
さて私のオートバイ『ホンダ FTR/HE゙AT HOPPER』は特に変化はありませんが、普通に走れていることに嬉しさを感じています。
ここ最近では日中の寒暖差が激しくて、夜は寒く感じるようになっていますが、寒さの苦手な私としてはオートバイで出かける気が萎えてしまいます。
とはいうもののエンジンの調子はとても良く感じられていて、気温が低くなったことによりパワーも増しているように思えますから、走っているとすごく楽しい気持ちになります。
これは『ホンダ ビート/HE゙AT CYCLON』に乗っていても同じように感じているのですが、寒い時期も悪くないと思えるところでしょうか。
ちなみに、この画像に写っている“ハンドルバー(ブレーキレバー)から垂れている紐”は、猫たちの遊び道具になっているものなんですが、こうしておくと気が向いた時に1匹でじゃれて遊んでいたりするんですよ。
ほとんど『ぽんで』のための遊び道具になっていますが、横に置いてあるダンボールの箱も『ぽんで』のお気に入りの場所の1つで、暖かな午後にはここで寝ていたりしています。
このところ秋らしさを超えて冬のような寒さを味わわせてもらっているように思いますが、ますます寒くなりそうなので体調の管理に注意していただきたいと思います。
今年も既にインフルエンザの予防接種も受けていますが、油断することなく過ごしていきたいと思います♪
ただいま開催中の【ジャパンモビリティショー2023】においては新しい情報がたくさん湧き出ていて、それらを知るたびに驚きや嬉しさを感じていますが、その中の1つを紹介したいと思います。
《横浜ゴム》が発表しているのが、レースで鍛えた技術を市販タイヤに投入した“フィン付きのタイヤ”で、2024年の市販化が予定されている「フィン付きタイヤ アドバン A50」です。
タイヤの側面にフィンを付けることで、エアロダイナミクスを使って、クルマの空気の流れをコントロールすることができるという優れものです。
フィンの角度や数などにより、タイヤの転がり抵抗を減らしたり、ダウンフォースを付けたりなどが可能で、今回は乱流発生を低減することで操縦安定性の向上を獲得しているということです。
このフィン付きタイヤの難点はクルマにマッチした開発を行なう必要があることで、フィンでエアロダイナミクスコントロールを行なうことから、クルマのボディ形状に合わせた開発が必要になり、同じ形状でのマルチサイズ展開が厳しいとのことです。
そのために2024年に投入される製品は“165/50-16の1サイズ”で、こだわりのユーザーの多い『ダイハツ コペン』に対応したもののみとなるそうです。
コペンのユーザーならばオーダーメイドのタイヤともいえるものになりますから、こういったタイヤに興味や関心がある方にはありがたいことでしょうね。とても羨ましいです。
また近い将来の技術として、“電気で特性の変わる素材をタイヤの構造材に投入して、タイヤを柔らかくしたり硬くしたりといったことを電子コントロールできる”ようになるかも知れません。
具体的には、通常路面では硬くして燃費を向上させて、滑りやすい路面が現われたら柔らかくしてグリップを上げる、といった使い方が可能になるようです。
またアダプティブにグリップコントロールや乗り心地、車高コントールが可能なことから、側面から車両が突然来た際に衝突ポイントを計算したり、車高をコントロールすることで車両の一番丈夫な箇所をコンタクトポイントにするなどのアイデアがあるといいます。
いよいよクルマにもAIの技術が活用される時代になるのだと思いますが、これで良いのでしょうかねぇ。
サスペンションのダンパー減衰力を車内からダイヤル1つでコントロールできる技術を知った時には驚きましたが、近い将来にはタイヤの固ささえもコントロールできる時代が来てしまうなんて・・・ちょっとショックです。
なんでも簡単にコントロールできるのは悪いことではないと思いつつも、アナログ人間の私としてはなんだか違うような気がしてなりません。
話は変わります。
私のスポーツカー『ホンダ ビート/HE゙AT CYCLON』は毎日の女房の通勤をサポートしてくれていますが、私はやっと重い腰を上げて“運転席シートのリフレッシュ”に手を付け始めました。
とはいっても現時点では新たなシートを準備しているに過ぎませんが、気になっていたことが解消できて気持ちが少し軽くなっています。
新たに取り付けようとしているのは、数か月前に手に入れていた“ヘッドレストが取り外せるタイプのシート”で、『ホンダ N-One』に取り付けられていた純正の運転席シートです。
なんと新車から取り外してたものが【ヤフオク!】に出ていたので、それを落札して手に入れていたのですが、いろいろ考えることがあって作業を後回しにしていました。
気になっていたのはシートがちょっと大きて重いことで、さらにサイドエアバッグを装備していたことです。
しかしながらつい先日にサイドエアバッグを取り外すことに成功したことが切欠になって、それから少しづつ作業を進めているところで、シートレールの取付けねじにトルクスボルトが使われていたので新たにレンチを用意する必要があったりと、考えていたよりも時間がかかっています。
今からさらに難関となる部分に差し掛かるところで、どのように『ホンダ ビート』のシートレールを接合させるかが問題になりますが、この『ホンダ N-one』のシートには座面の高さを変えられる機能が付いているので、それをどうすべきかも考えています。
座面を下げて低い位置に着座できることはスポーツカーとしては好ましいですが、街乗り等をする上では『ホンダ ビート』とはいえ少し高い位置に座っていた方が見切りが良くなりますから、通勤に使用している女房には好ましいのではないかと思ったりしています。
この『ホンダ N-one』のシートは『ホンダ ビート』のシートよりも着座部分が少し厚く感じられ、そのまま取り付けても見切りや乗り心地は改善できると思っているので、これはこれで悪くないと思っています。
またヘッドレストが着脱式なので「4点式シートベルト」も容易に取り付けることができますから、いよいよ峠に走りに行く日が近づいてくることになるので、少なからずワクワクな気持ちになってるんですよ。
まだまだ、これから問題を解決していかなければなりませんが、なんとか『ホンダ ビート』の運転席に取り付けられそうなサイズなので、頑張って取り付けようと思っています。
本当はバケットシートを取り付けて“走りを優先したスポーツカー”に仕上げたいところですが、うちの唯一の乗用車であり、女房が運転できるようにしておくことも必要なので、最終型の『ロータス ヨーロッパ』のようなスポーツカーに近づけるべくカスタマイズを進めていこうと思います。
できれば年内中にはシートの取付けを完了したいと思っていて、ついでに「4点式シートベルト」も取り付けできるようにしたいと思っています。
現状の『ホンダ ビート』の運転席シートは傷みが激しくなっていますから、新車取り外しのピカピカなシートを取り付けて、少しでも女房に気持ち良く運転できるようにしてあげたいと思いますし、私としては『ホンダ N-One』のスポーティな座り心地のシート+「4点式シートベルト」でスポーツドライビングを楽しみたいと思っています。
別なことで気になっているのは、このピカピカのシートを猫たちが傷付けたりしないかということで、工夫をして守ってきましたが注意しています♪
小型のカッコいいスポーツカーを目にすると気になるのが“ライトウェイトなスポーツカー好き”の性だと思いますが、エンジンカーではなくEVであり、さらに中国製とはいえ興味が湧いてしまいます。
真っ赤なボディもそれらしく感じられて、今風のデザインでないスタイリッシュさが気に入っています。
このクルマは、中国の新興BEVブランド【スモールスポーツカー(小さいスポーツカーの中国語の日本訳)】が発表した『SC-01』というモデルです。
開発を手がける【スモールスポーツカー】は2022年9月に突如として登場した会社であり、このブランド初となるモデルが『SC-01』なんですが、多くが謎に包まれているんだとか。
2022年9月25日にプロトタイプがお披露目されていて、その1週間前には公道にてカモフラージュされた状態でテスト走行する様子が目撃されていたようです。
どこのメーカーからもこのような小型スポーツカーを製造する噂は立っていなかったため、中国のインターネット上では大きな話題となり、さまざまな憶測を呼んでいたそうですが・・・。
会社名と車種名はプロトタイプ発表の場で初めて明かさ、それと同時に販売価格の発表時期や予約受付の開始時期などが伝えられて、さらに販売は日本市場と同時に行うともアナウンスされていたことから、海外展開を見据えていることがわかります。
そして、この1年後にあたる2023年9月24日には、より実車に近い状態の写真と販売価格が発表されました。
この『SC-01』のボディサイズは、全長4105mm×全幅1830mm×全高1160mmで、ホイールベース2500mm・車両重量1300kgと公表されています。
車体はパイプフレームを用いて設計されていて、プッシュロッド式サスペンションを採用し、前後に160kW(214hp)のモーターを配置して前輪駆動・後輪駆動・四輪駆動と駆動方式を切り替えられる仕様です。
動力性能においては最高出力428hp、最大トルク560Nmを誇り、0-100 km/h加速は3.5秒と発表していますから高性能であることは間違いありません。
もちろんブレーキシステムも充実していて、フロント6pot・リア4potのブレーキキャリパーを搭載しているらしいのですが、そのメーカーは不明になっています。
画像の『SC-01』のエクステリアには“真っ赤なメタリック塗装”が施されているらしく、シルエットはスポーツカーらしい“ミッドシップレイアウトのスーパーカー”を感じさせます。
容量60kWhのリチウムイオン電池をリヤミッドシップ(シートとリアアクスルの間に配置)に搭載して理想的な重量バランスを実現しているようですし、バッテリーの満充電で520kmの走行を可能としているのも魅力的です。
予約価格は日本円で610万円程度になるということですが、残念ながら正式な価格は不明です。
これ以外にも多くの点が明らかにされておらず、本当に『SC-01』が発売されるのか怪しいところもあるようですが、こうした“スポーツカーらしいスタイルのスポーツカー”が発売されることを期待しています。
ちなみに公開されている公式画像はどれもCGであり、実車の画像は見当たらないそうなので、ちょっと不安になる要素があります。
中国では自動車を製造・販売する際は事前に中国政府機関の認証を受ける必要があり、2023年9月時点で政府の認証を通過したとの情報はないようですが・・・どうなるのでしょうね。
さて話は変わりますが、私のオートバイ『ホンダ FTR/HE゙AT HOPPER』の新たなフロントブレーキは出来上がっていて、既に取り付けてあります。
製品版の「Φ310ブレーキローター+キャリパホルダー」になるわけでが、見た目としてはブラックカラーの方が違和感がなく好ましく思えています。
製品版の「Φ310ブレーキローター+キャリパホルダー」を作るに当たっては少し考えさせられることもありましたが、そういったことも今後の製作にプラスになってくれることと思います。
より製品の精度および信頼性を高めて、安心して使っていただけるようにしたいと思っています。
しかしながら、製品を車体に取り付けた際に問題が起こりました。
それは【Arashi】のブレーキローターのフローティングピンの頭の一部がブレーキキャリパに接触してしまったことで、初めて「Φ320ブレーキローター」を取り付けようとしていたときに気になっていたことが、この「Φ310ブレーキローター」を取り付けたときに起こってしまいました。
「Φ320ブレーキローター」ではフローティングピンの頭は大きく面取り加工してあったので干渉することはなかったのですが、「Φ310ブレーキローター」のフローティングピンの頭はほとんど面取りしていない形状だったために、ブレーキキャリパの台座部分にほんのわずかですが干渉してしまいました。
試作版でそういったことが起きなかったのは、キャリパホルダーを製作した時に少し削りすぎていたからで、結果的にキャリパが少し外側に取り付けられたので問題がなかったと思います。
今回作ったキャリパホルダーは意図して0.1mmほどオフセット量をプラス側に設定(通常は取付時の調整を考慮して0.05~0.1mmほどマイナス側に設定)して作ったために干渉したのですが、ブレーキキャリパ側に接触する可能性があることを事前に理解していただく必要があると考えています。
対策としては、干渉する部分を少しだけヤスリやハンドグラインダー等で削っていただければ解消できますが、余分な手間だと感じられる方には「Φ310ブレーキローター」は避けていただいた方が良いと思います。
一気に秋らしくなった今日この頃ですが、スポーツカー&スポーツバイクを存分に楽しめる季節ですから、チャンスを逃さずに過ごしていきたいと思っています。
これから気温が低くなると、ますますエンジンのパワーを楽しめるようになるので楽しみが増えますが、寒いのが苦手な私としてはちょっと気がかりです♪
私のオートバイ『ホンダ FTR/HE゙AT HOPPER』で製作中のパーツ、“エンジン下部をガードするスキッドプレート「エンジンアンダーガード」”と“新たなフロントディスクブレーキ「Φ310ブレーキローター&キャリパホルダーセット」”ができあがりました。
両方とも試作版=製品版を作るためのデータ取り用として製作していて、出来上がった後は“自分用”として使用することを前提にしているので、いろんな意味で良し悪しが見え隠れしているんですが、それでも納得のいく出来栄えになっています。
まずは販売することを前提として作った製品「エンジンアンダーガード」については、既に“2個目の試作”になっています。
今回はエンジン下部をフラットにしたかったので“後側のステーを本体=スキッドプレートに溶接”していて、使用しているプレートの材料がA5052とはいえ3mm→5mmに厚くしてあり、こんなに丈夫なものは必要ないんじゃないかと思うほどです。
先に作った“試作版1号”では、やや大きめのスキッドプレートを“2つの取付ステーを介して取り付け”ていて、完全なボルトオンを目指して設計・製作しています。
そのためにフレームとスキッドプレートの間に3~4mmの隙間ができてしまうのですが、この隙間についてはゴム板などで埋めていただくことで、さらにアンダーガードの効果を高めることができると思います。
“試作版2号”では、トライアル競技車両のようにエンジン下部をフラットにしたことにより、何も気にすることなくガレージスタンドの上にそのまま載せられるようにしています。
もちろん“試作版1号”でも可能なことですが、スキッドプレートとフレームの間に取付ステーがあるので、このステーの板厚3mm+α分の隙間ができてしまっていることや、取付用ボルトの頭がありますから、そのままガレージスタンドの上に載せるのには少なからず抵抗があるんじゃないかなと思っていました。
どちらのタイプの「エンジンアンダーガード」であっても、ほぼすべての『ホンダ FTR』に取り付けられるように作ったつもりで、必要の有無や好みなどを別すれば、純正マフラーの車両であっても取り付けできるのではないかな?!と思っています。
ただし、この製品の後側の取付ステーはステップホルダーの2本のボルトのうちの1本で固定しますので、結果的にステップホルダーが3mmだけ外側に出てしまうことになります(うちの「バックステップセット」を取り付けている場合には、何の心配もありません)ので、ご注意いただきたいと思います。
私のオートバイに取り付けた製品「エンジンアンダーガード」は、スキッドプレートにステーを溶接しているわけですが、その部分の溶接ビードの盛り上がりのためにフレームの一部を加工(切削)しています。
こうした車体側の加工は避けたかったのですが、できるだけシンプルでコンパクトなスキッドプレートに仕上げたかったので、結果的に“取付けの際に加工を伴う仕様”になったわけですが仕方ありませんね。苦笑
当初は通気穴等を開けようと思っていたのですが、まだそこまで至っておりません。
どうしようか迷っていますが、このままのスタイルでも気に入っていますし、アルミ材なので“DIYで工作(好みで穴開け)を楽しんでいただく”のも悪くないかなと思っています。
それから、私のオートバイに取り付けるために作った製品「Φ310ブレーキローター&キャリパホルダーセット」は「Φ320ブレーキローター」用の治具を使って加工しているのですが、その治具に新たな専用部品を導入したことによって、より精度を上げた加工ができるように進化させることができました。
そのおかげで「Φ310ブレーキローター」は嬉しくなるほどあっけなく製作することができたのですが、今後のブレーキローター製作に大きな改善を果たすことができています。
とはいうものの、今回の“新しいブレーキローターの製作”については、もともと「Arashi Φ300ブレーキローター」を使用すべく話を進めていたのですが・・・発注して届いた製品を見てみると、“加工しても『ホンダ FTR』には取り付けできない”ことがわかりました。それがこの画像のブレーキローターで、本当はゴールドカラーの製品を発注していたのですが、その在庫がないということで代わりにブラックカラーの製品を送っていただくことになったのですが・・・
色はともかく、加工しても取り付けることができなかったのは大問題で、これは私の発注ミスから起きたことで、このブレーキローターが使用できる対象車種を勘違いしていたことによるものですが、取付け部分のPCDが全く違っていたので本当にショックでした。
このブレーキローターは【Arashi】というメーカーの製品で、私がずっと気になっていたものです。
仕上がりも抜群にキレイで期待通りの品質だと感じましたが、取付け部分のPCDが加工できる範囲を超えていましたので『ホンダ FTR』では使うことができませんで、それで同社の製品をもう一度探してみたところ、取付け部分のPCDが好ましい製品を見つけましたのでメーカーに連絡を取り“交換できないか?!”を尋ねてみたところ、交換してもらえることになりました。
新たに届いた製品が下の画像(既に加工済み)で、このブレーキローターは『スズキ DR-Z400SM』に対応している製品です。
外径は310mmであり、実は『ヤマハ WR250F』に対応している製品=「Φ320ブレーキローター」で使用している製品と同じ内径・PCDなんです。
実は『ヤマハ WR250F』用の「Φ320ブレーキローター」は『スズキ DR-Z400SM』にも使用できるのですが、そのためには専用の「キャリパホルダー」が必要になりますから、そういうセットも販売していました。
ちなみに、ローター部分の厚さは約4mmで、内径・PCDとともに製品の仕様は外径以外は変わらないんです。
今回【Arashi】のブレーキローターを手に取って気付いたのですが、このメーカーの製品ではフローティングピン部分が“セミフローティング状態”になっていたことです。
たいていのフローティングタイプのブレーキローターは、純正品がそうであるようにローター部分と取付け部分を“フローティングピンに似ているものでカシメ固定(ほとんど動きません)”してあるのですが、【Arashi】の製品ではカシメ固定してあるもののウェーブワッシャを活かしながら固定しあるので、押せば動くというセミフローティング状態になっています。
手元に届いたばかりの【Arashi】のブレーキローターに触れたときに、裏側の出っ張りが妙に大きく感じられたのはそのせいだったようです。
肝心の「キャリパホルダー」については、「Φ290ブレーキローター」用と「Φ320ブレーキローター」用のキャリパホルダーの寸法から「Φ310ブレーキローター」に対応できる寸法を割り出して製作しました。
残念ながら寸法的に詰めが甘かったようで、使用は可能ですが、どういうわけか「Φ320ブレーキローター」用のキャリパホルダーとして使用した方が良さそうな感じです。なので近日中に作り直すことにします。
既に私のオートバイに製品「Φ310ブレーキローター&キャリパホルダー」は取り付けてありますが、ブレーキローターのゴールドの輝きとドライブチェーンのゴールドの輝きが相乗効果のように際立って感じられて、カスタマイズ感が強まったように思えます。
やはりピンポイントのゴールドカラーは、良い意味でも悪い意味でも際立ちますね。
さて、取り付けてあった「Φ250ブレーキローター」は活躍の場を失ってしまうことになってしましたが、早速に【ヤフオク!】に出品しています。
ほとんど新品同様の状態ですが、使用するには問題ないものの、ちょっと強引に作ったので仕上がりがイマイチに思えるのが申し訳ないところですが、それでもどなたかに好んで使っていただけることを願っています。
今回紹介した「エンジンアンダーガード」と「Φ310ブレーキローター&キャリパホルダー」は製品として販売しようと考えていますが、製品版においてはもう少し詰めなければならない点もありますので、気になる方は直接連絡をいただければ幸いです。
また「Φ310ブレーキローター」についてはゴールドカラーは欠盤(作る予定なし/私だけの特権)としておくつもりでしたが、そういうわけにはいかないみたいですね♪